◆ マッチングアプリで知り合い、何人かと会ったけど、ドキドキしない

◆ いい人だなと思う相手はいても、なかなか好きになれない

◆ 好きな人はできても、相手から好きになってもらえない

若い頃の思い切りや勢いがないからか、ヘンに知識が増してしまったからか、大人になるにつれて「恋愛って、難しいな……」と思うこと、増えていきますよね。

今回は、「恋愛って、難しい」と思う瞬間あるあるを紹介しつつ、大人になるにつれて恋愛がハードモードになる理由を掘り下げていきます。

恋愛って難しいな、と思う瞬間

あなたはこれまでどんな場面で「恋愛って難しいな」と思ってきましたか？

好きになったら相手のことだけを考えて一直線。そんな真っ直ぐな恋をしていた若い頃と比べると、大人は余計なことを考えすぎなのかもしれません。

でも、多くの人が恋愛初期の段階でこんなシチュエーションに陥ったとき、恋愛の難しさを感じているのです。

好きな人に振り向いてもらえないとき

久しぶりに好きな人ができてワクワクしても、嫌われるのが怖くてどうアプローチしていいのか迷ってしまったり、好意をアピールしても相手から好きにはなってもらえなかったり……。

そんなときに限って、どうでもいい人からは好かれる不思議に「恋愛って難しい」と感じてしまいます。

相手の心理が読めないとき

好きな人とのメッセージのやりとりが始まって、でも、「既読無視だけど、どうしたのかな？」「ちょっと冷たい感じのメッセージだけど、どうしてかな？」など、相手の心理と感情がわからず右往左往。

1人で悩んでしまい、「恋愛って難しい」とため息をつくことに。

思い通りにいかないとき

• このアプローチで「相手から次のデート誘ってくれるはず」が誘ってくれない
• 告白のタイミングを用意してみたのに、告白してくれない。
• 「付き合ってしばらくたったし、そろそろ同棲の話出るかな？」と期待したら、逆に別れを切り出されてしまった

これまでの恋愛経験から「こうなるはず」と想像していた流れとは違う展開になったとき、「あれ？  恋愛って難しい」と戸惑うことがあります。

尽くしたのに大事にされなかったとき

「相手に尽くせば大事にしてもらえる」「いつかやってあげた分を返してくれる」と思っていたけど、大事にされない……。

相手が悪いのか、自分の考え方がズレているのか、悩んでしまい、恋愛って難しい……状態に。

相手を好きになれなかったとき

好意を持ってデートに誘ってくれる人が現れて、うれしいし、すごくいい人なのはわかっているけど、どうしてもドキドキしない。好きになれない。

そんなとき、「恋愛って結局、頭でするものじゃないんだなー」と難しさを痛感します。

相手と気持ちにすれ違いが生じたとき

お互いのことをわかりあえると思って付き合い始めたのに、仕事が忙しくなったり、それぞれの家族のことでゴタゴタしたり、自分だけの時間が欲しくて会う頻度が減っていったり……。

ちょっとしたことですれ違い、価値観のズレが生じると「恋愛って難しい」と思ってしまいます。

大人になるにつれ恋愛が難しくなっていく…その理由は？

どうして大人になると、若い頃のような勢いがなくなり、恋愛を難しく感じてしまうのでしょうか？

結婚を意識しすぎてしまう

学生のときは直感で「好きだ」と思ったらアプローチしたり、気持ちのまま動いたりできました。でも、ある程度、年齢を重ねると、周囲の目や結婚を意識してしまい、「好き」だけで動き出すエネルギーにブレーキがかかってしまいます。

「本当にこの人でOKなの？」「仕事は？」「相手の家族は？」「価値観は？」とチェックポイントが多くなり、素直に心を開くのに時間がかかることも。

また、結婚すると決まっているわけでもないのに、「将来転勤のなさそうな業種の人」「長男じゃない」「一人暮らし経験者」といった条件をつけ、出会いのチャンスを減らしてしまいます。

結果、自分で恋愛って難しい状態を作ってしまうのです。

• 素直になれなくなる
• いい大人になってフラれるのはつらい
• プライドを傷つけられたくない
• 好きなのに見栄を張ってしまう

そんな感情が先に立ち、素直に好きな気持ちを伝えられなくなるのも大人ならではの悩みです。

経験と知識から考えすぎてしまう

ある程度、大人になると、恋愛経験も増え、自分なりに酸いも甘いも経験した感覚になっていきます。

短期間で終わったしまった恋愛、長く付き合ってからのつらい別れ、付き合ったのかどうか微妙な関係など、過去の経験と知識からつい「私にとっての正解はこれ」と決めがちです。

でも、本当は出会った相手によって付き合い方も、恋愛の展開も変わってくるはず。自分で決めた正解の展開と相手の反応が違うことにびっくりして、「この人じゃないかも」と思っていると、恋愛はどんどん難しいものになっていきます。

理想が高くなる

結婚した友達が増えてくると、ムクムクと膨らんでいくのが「あの子の彼よりもスペックが高い人がいい」という見栄の感情です。また、どうせ新たに付き合うなら「元カレよりもいい企業に務めている人」なんてことも考えてしまいます。

でも、この方向で理想を高くしていくと、どんどんストライクゾーンは狭くなり、出会いの確率は下がっていきます。また、相手から見れば、高くした理想に見合うだけの大人な女性になれているか問題も発生するはずです。

「このままの感じ」で年をとっていくのがちょっと怖いなら

同世代の友達と「恋愛って難しいね」って語り合うのが楽しいくらいの感じなら、それほど深刻に捉えることはありません。

でも、次に付き合うなら結婚できる人と考えつつも、なかなか好きな人ができないと困っているなら、過去にこだわる頭でっかちな状態になっているのではないでしょうか。

このまま「恋愛って難しいね」と思いながら年齢を重ねていくのを避けるためにも、一度、自分の経験や思い込みのフィルターを外して、出会いの場でのドキドキ感やときめきを最優先していきましょう。