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LINEで脈あり・脈なしサインを判断。LINEの返信で好意を読み解く
    2021年12月24日 更新

    LINEで脈あり・脈なしサインを判断。LINEの返信で好意を読み解く

    LINEの返信が返ってくるから脈ありだと思っていたのにそれは好意じゃなかった…なんて経験はありませんか?
    相手の「脈ありサイン」を間違えないために、心理学的に解明されている「本物の脈ありサイン」を教えます。

    恋愛に関する本を書いていたとき、その取材中に男性からも女性からもよくこんな質問を受けました。

    • 「どこからが恋のはじまりか、相手の男性が脈ありなのかどうかわかりません」
    • 「一緒に楽しくごはんに行ける女性がいます。でも、単に友達感覚なのか、自分に好意があるのか。相手の気持ちがわからず、もう一歩が踏み出せません」

    いい出会いがあって、好きな人ができたとしても、それが、いつ、どうやって恋愛に発展していくのか。

    大切なのは、相手が無意識のうちに発している「脈ありサイン」を見逃さないことです。

    そんなふうにアドバイスすると、こんな経験談を語ってくれた人もいました。

    • 「男性がこまめにLINEの返信をくれて、脈ありかなと思って『付き合ってください』と伝えたら、『ごめん、オレ、そういうつもりじゃなくて』と言われました」
    • 「悩み相談に乗っているうち、頻繁にLINEのやりとりをするようになった子がいたんですけど、『好きです』と伝えたら、サーッと引いていきました。女性の気持ちがわかりません」

    どちらのケースもうまくいきそうな感触があったのに、なぜ、恋は始まらなかったのでしょうか。

    もしかするとあなたも、気になる相手の「脈ありサイン」を読み違えて恋のはじまりを逃したことがあるかもしれません。

    今回は、LINEのメッセージから見えてくる、本当の「脈ありサイン」について解説します。

    LINEで脈あり・脈なしサインを判断。LINEの返信で好意を読み解く 1番目の画像

    好きな人のスマホの扱い方をチェックしよう

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    多くの人は、気になっている人、好きな人から届くメールやメッセージの頻度や文章、内容に注目します。

    しかし、「脈ありサイン」に気づくには頻度や内容以前に「気になる男性・女性は普段、スマホをどう扱っているか」を観察することが欠かせません。 

    なぜなら、そこにメールやメッセージから「脈あり」「脈なし」を判断するカギが隠されているからです。

    食事中などのスマホの扱い方は、大きく分けて3つのパターンが見られます。

    スマホの扱い方3つのパターン

    • 1. スマホをテーブルの上に出しておかない人
    • 2. テーブルの上に置き、ほとんどチェックしない人
    • 3. テーブルに出し、頻繁に手にとってチェックする人

    もし最近気になっている人や好きな人がいるなら、その相手が日頃、スマホをどういうふうに扱っているかを思い出してみてください。

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    「脈なしサイン」はスマホの扱い方×返信スピードで判断

    そして、2人でお茶や食事をする機会があったら、別れた後すぐに「今日はごちそうさまでした」「楽しかったです」といったメッセージを送り、返信のスピードに注目しましょう。

    まず、「1.スマホをテーブルの上に出しておかない人」からの返信が遅いのは当然です。

    スマホに重きをおかず、すぐに返事をする習慣がないわけですから、「メッセージが返ってこない……」と不安になる必要はありません。このタイプの人から返信が遅くても返ってくる場合は少なくとも100%の脈なしではないでしょう。

    しかし、「2.テーブルの上に置き、ほとんどチェックしない人」「3.テーブルに出し、頻繁に手にとってチェックする人」が半日たっても返事をしてくれないとなれば、それは「脈なしサイン」です。

    あなたからのメッセージを確実に見ているのに返信が遅いのは、「あまり興味がありません」という心理の表れだと考えるべきでしょう。

    一方、「1.スマホをテーブルの上に出しておかない人」が素早く返信してくれた場合は、それがどんなに短くそっけない内容やスタンプ1つだったとしても、「脈ありサイン」の可能性が非常に高いです。


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    LINEの返信が順調に返ってくるのは、脈あり?  脈なし?

    LINEで脈あり・脈なしサインを判断。LINEの返信で好意を読み解く 4番目の画像

     続いて、冒頭で紹介した「うまくいきそうな感触」だったのにうまくいかなかったメッセージのやりとりを見てみましょう。

    • 「男性がこまめにLINEにも返信してくれて、脈ありかなと思って『付き合ってください』と伝えたら、『ごめん、オレ、そういうつもりじゃなくて』と言われました」
    • 「悩み相談に乗ってもらっているうち、頻繁にLINEのやりとりをするようになった子がいたんですけど、『好きです』と伝えたら、サーッと引いていきました。女性の気持ちがわかりません」

    ふたつのパターンに共通している点は、どちらも「返信が順調に返ってきた」ところです。

    返信が順調に返ってくるとしても、相手からやりとりがスタートしていることが少ない場合、それもまた「脈なしサイン」。

    冷静になってLINEのタイムラインやメールの履歴を見返すとわかりますが、自分から連絡をして、向こうがそれに返事をしているという繰り返しのはずです。

    特に女性の場合は人に嫌われたくない心理が強く、相手のことを考えて恋愛対象じゃなくても連絡は返してくれる傾向があります。

    つまり、メッセージが行き来するから「脈あり」な態度、行動ではないということです。

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    LINEで脈あり・脈なしサインを判断。LINEの返信で好意を読み解く 5番目の画像

    男女別・LINEの脈ありサインの受け取り方の違い

    男性は脈ありと勘違いしやすい

    男性はポジティブに勘違いをし、女性はネガティブに勘違いする性質があります。

    男性は女性にLINEで自分の話をじっくり聞いてもらうなどすると「俺に好意を持ってくれているのかも!」と思い込みます。

    これは進化心理学的にも証明されていて、男性は前向きに行動し、多くの女性と接触した方がより多くの遺伝子を残すことができるため。

    つまり、男たちのポジティブな勘違いはより多くの子孫を残すために備わった能力なのです。

    女性は脈ありサインを逃しやすい

    一方、子を宿す女性はより優秀な遺伝子を見極めるため、慎重に相手を選ぶので、ネガティブに勘違いするようにできているのです。

    ですから、男性側が好意を持ってメッセージを女性へ送ったとしても、しっかり「好き」という意思表示をされなければ、「思わせぶりなだけ……」と受け取り、互いの気持ちがすれ違うということが起きてしまいます。

    女性は男性とLINEのやりとりをしていて、「脈なしかも」と見切りをつけてしまう前に「女性はネガティブな勘違いをしやすい」ということを思い出してみてください。

    用のないLINE=好意!つまり「脈ありサイン」

    では、どんなメッセージやメールならば「脈ありサイン」なのか。これは心理学の研究ではっきりとした結果が出ています。

    • 用のない連絡=脈ありサイン

    目的も用もない連絡が相手からちょこちょこ届き始めたら、それは相手の好意の表れです。

    「今日食べたパンケーキがおいしかった」
    「きれいな夕焼けだったので送ります」

    写真とともにそんなメッセージが届くなら、それは「脈ありサイン」です。

    逆にあなたが送った用のないメッセージに、相手が返信してくれるなら、それは恋の始まりの可能性が高いと言えるでしょう。

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