男性との出会いがまったくないわけではなく、不幸な恋愛にハマりがちだったり、付き合ってみたら相手がヤバい男だったりが続く女性を「男運がない」と言います。

では、男運がない女性は恋愛運が悪いのか、それとも自らヤバい男性との恋愛に惹かれがちなのか。今回は、その具体的にどんな特徴を掘り下げていきます。

男運がないとは？

「男運がない」女性は、恋愛に奥手だったり、男性との出会いがなかったりするわけではありません。むしろ、恋多きタイプです。

ただ、好きになる男性がダメンズだったり、本人に恋愛依存の傾向があったりと、不幸な恋愛にハマりがち。結果、周囲から見ると「男運がない」と言われてしまうのです。

男運がない女性の特徴① ダメな恋愛をしてきた男性に弱い

• 「俺、元カノに浮気されていて」
• 「歴代彼女、みんなメンヘラだったんだ」

そんなふうにダメな恋愛をしてきた男性にキュンとしてしまう女性は、ダメンズに惚れやすい傾向があります。というのも、恋愛心理の研究では「自ら、過去に恋人からひどい目にあった」と打ち明けるタイプの男性は浮気しやすいことが指摘されているからです。

元カノの浮気や歴代彼女がメンヘラだったという告白は、あくまでも自己申告。それが本当かどうかはわかりませんし、彼自身が「メンヘラ製造機」の可能性があります。

しかし、男運がない女性は、傷ついた風の男性を癒してあげたいと考えてしまうのです。

結果、サイコパス系のダメンズから「前の恋がきつすぎて、しばらく恋愛はいいかな……と思っていたけど、君みたいな人なら」なんて言われ、きつい恋愛に誘い込まれてしまいます。

男運がない女性の特徴② ひとりを極度に恐れる不安型タイプ

苦しい恋愛にハマりやすい女性は、「不安型」と呼ばれるコミュニケーションスタイルを持っている傾向があります。

「不安型」の人は、常に誰かと一緒にいたり、つながりを感じていたりしないと孤立感、孤独感を覚え、不安になってしまいます。

1人が怖いので、誰かといっしょにいたい。

結果、彼氏にべったりとなってしまい、相手に依存するような恋愛をしてしまうのです。

男運がない女性の特徴③ 惚れっぽい

恋愛傾向として、「出会った相手をすぐ好きになってしまう惚れっぽい人（＝エモフィリア）」というタイプがいます。

エモフィリアの傾向が強い人は、恋愛に対する自分の直感に自信を持っていて、すぐに相手のことを「運命の人」だと勘違いしてしまうのです。

もちろん、その直感が正しく、いい男性と出会い、恋愛が盛り上がれば問題ありません。ただ、エモフィリアは少しでも興味を持ったら、一気に恋愛感情が盛り上がってしまうので、結果的に勇み足となることもしばしば。

相手のいいところ、悪いところを冷静に見極めることをせず付き合い始めてしまうので、結果的にヤバい男性を選んでしまう確率が上がります。

男運がない女性の特徴④ 自己肯定感が低い

自分に自信がない、自己肯定感が低いタイプの女性は、ぐいぐい自己主張の強い男性、自己中で短気な俺様男性に引っかかりすい傾向があります。

結果、彼氏に言いたい事も言えずに、言いなりに。

モラハラ的な彼氏の言動にも「私なんかを好きになってくれたんだから、これくらい我慢しなきゃ」と耐えてしまい、ツラい恋愛が続きます。大前提として、恋人同士は平等です。

男運がない女性の特徴⑤ 母性が強すぎる

母性が強すぎるタイプの女性は、ダメンズを育ててしまうことがあります。

よかれと思って相手の世話を焼き、甘やかすうち、彼氏が依存型のダメ男になっていくパターンです。

相手が感謝するのは最初のうちだけで、すぐに「してもらえるのが当たり前」という感覚になっていきます。

男運をアップさせるには？

男運のない状態から脱したいなら、まずは過去の恋愛から学ぶことが大切です。

ツラい恋になってしまった原因はどこにあったのか。できれば客観的にあなたの男運のなさを見てきた友達に協力してもらいましょう。

そして、次のようなチェックポイントを作って、次の出会いに活かしていきます。

• 出会ってすぐに惚れてしまっていないか？
• 相手の欠点に気づかないふりをしていないか？
• 私なんかを好きになってくれたんだから……と思っていないか？
• 1人がさみしいから手近な相手を恋人にしようとしていないか？
• 親しくなる前から相手の男性が過去のダメな恋を語り始めなかったか？

どれか1つでも当てはまるようなら、「この人で本当にいいのかな？」「この出会い、自分にとっていい恋愛の始まりになるのかな？」と自問自答しましょう。

すばやく成就するから運命の恋というわけではありません。恋に恋する劇場型の恋愛は、ダメンズを引く確率を上げてしまいます。

男運アップのためには、時間をかけて相手を好きになる心がけが重要です。