• 以前、記念日にサプライズを仕掛けたけど、空回りしてしまった
• デートコースを練りに練ったんだけど、途中から彼女が静かになってしまった
• そもそも彼女ができたのが初めてで、どうしたらいいのかわからない

そんなふうに彼女を喜ばせたい気持ちはあるけど、何をしたらいいのかわからないと悩む男性へ。今回は心理学的な調査が明らかにした、女性が彼氏にされたら嬉しいことを7つ紹介します。

日常でも記念日でも使えるネタなので、参考にしてみてくださいね。

女性が彼氏にされたらうれしい行動7選

女性が彼氏にされたらうれしい行動７選の土台となっているのは、イギリスのハートフォードシャー大学のリチャード・ワイズマン博士が行ったオンライン調査です。

この調査では、女性が愛を感じるロマンティックな行動をリストアップ。それを女性たちに10点満点で採点してもらい、上位にランクインしたものがこれから紹介する行動です。

彼女が喜ぶ行動① サプライズでプレゼントを渡す

誕生日や2人が出会った日などの記念日やお祝いにサプライズのプレゼントをもらうとうれしい！  という声が上位に入りました。

ただ、サプライズのプレゼントなら何でも喜んでもらえるかと言うと、そうではありません。男性と女性では、もらってうれしい品物の傾向が異なります。

男性は実用品に喜びを感じまずが、女性はアクセサリーや花束など、華やかなプレゼントに心惹かれる傾向があります。

普段から彼女がどんなアクセサリーを付けているのかチェックし、似た傾向のもの、どんなシーンでも付けやすいシンプルなデザインのものなどを贈りましょう。そのとき花束を添えれば、さらに好印象です。

彼女が喜ぶ行動② サプライズで素敵な場所に連れて行く

サプライズのプレゼントとして、モノではなく、体験を贈るのもオススメです。

ちょっと高級なレストランでの食事、夜景のきれいな場所でのデート、日帰りでの小旅行など、少し背伸びしたサプライズは特別感があって喜ばれます。

ただし、完全なサプライズにしてしまうと彼女が戸惑ってしまうことも。

• 高級レストランを予約しているなら「いつもよりちょっと大人な服装で来て」
• 夜景デートなら「夜は少し冷え込むみたいだから上着があるといいかもね」
• 小旅行なら「次のデートはちょっと多めに歩きます！」

と、ファッション選びのヒントは伝えましょう。

彼女が喜ぶ行動③ 遊び心のあるサプライズで手紙を渡す

彼女にラブレターを書いたことはありますか？

あなたがどんなふうに彼女のことを想っているのか、日頃の感謝や好きなところなど、文章にしてまとめてみましょう。

心のこもった手紙をもらって嫌な気持ちになる人はいません。

デート中、そっと彼女のポケットやバッグに忍ばせたり、借りていた小説や漫画を返すとき、本の間に付箋付きで挟み込んだり。

サプライズ込みで手紙を渡すと、ロマンチックです。

彼女が喜ぶ行動④ 愛を伝える

リチャード・ワイズマン博士の調査は日本よりもレディファーストが定着しているイギリスで行われたものですが、それでも協力した女性たちからストレートな愛の言葉を贈られることが少ないという意見が多く出ました。

照れ屋の多い日本人男性にはハードルが高いかもしれませんが、「いつもステキだよ」「今日もきれいだね」「愛している」「好きだよ」と、真っ直ぐな愛の言葉を日常的に贈っていきましょう。

彼女が喜ぶ行動⑤ 日常的な気遣い

• 疲れて帰ってきたらお風呂が用意されていた
• 休日、自分より早起きして朝食を用意してくれた
• 体調が悪い日に気の利いた差し入れを持ってきてくれる

こんなふうに生活の中で感じられる優しさ、気遣いは好印象。安心感、信頼感が増し、サプライズとは違う形での「いい彼氏だな」という喜びが広がります。

彼女が喜ぶ行動⑥ レディファーストな気遣い

• 寒そうにしていたらコートを掛けてくれる
• 車通りの多い道では必ず車道側を歩いてくれる
• お店に入ると、私の好みの落ち着く席にエスコートしてくれる

自然に出るレディファーストな振る舞いは、「私のことをよく見てくれている」「丁寧に扱ってくれている」「好みをわかってくれている」と彼女をうれしい気持ちにさせます。

彼女が喜ぶ行動⑦ 興味を持って話を聞く

彼女のしてくれる話に関心を示し、興味を持って聞くこと。共感しながら、話を先に促せること。

日常的にコミュニケーションを大切にし、彼女の気持ちを知ろうとする姿勢が、信頼につながります。

人は自分の話をきちんと受け止めてもらえたと感じたとき、幸福感を覚えます。

これはうれしくない…彼女が喜ばない行動とは？

あなたが良かれと思ってした行動が、いまいち彼女の心に響かなかった経験はありませんか？ 

サプライズしたのに、迷惑そうだったり、愛情を込めて伝えたのに、複雑な表情になってしまったり……。そこには次のようなボタンの掛け違いがあります。

彼女が喜ばない行動① フラッシュモブ

愛情を込めたサプライズとはいえ、主役の彼女がその場で恥ずかしい思いをしたり、浮いてしまったりすると、うまくいきません。

例えば、一昔前流行ったフラッシュモブ。仕込みにかける労力は愛情たっぷりですが、性格的にシャイな彼女にとっては喜びよりも恥ずかしさが先に立つことに。

サプライズは「きっと喜ぶ！」という思い込みで踏み出さず、彼女の性格、好みに合わせて行いましょう。

彼女が喜ばない行動② 突然すぎるサプライズデート

◆ 高級レストランを予約しているのに、一切伝えず、やってきた彼女はご近所デートの普段着ファッション

◆ いつものようにショッピングモールでぶらぶらデートかなと思ったら、突然、日帰りハイキングデート

こうした突然のサプライズデートは、彼女を困らせます。高級レストランに行くならそれなりのファッションとメイクを整えたいですし、山を歩くなら歩くで靴選びから変えたいです。

そのあたりの機微がつかめないと、良かれと思ったサプライズが裏目に出ます。

彼女が喜ばない行動③ 自作の歌

• 彼女の素晴らしさを称える自作ソングをプレゼント
  →「聞かされながら、どんな顔をしていたらいいの？」
• 離れていても寂しくないように、俺の写真を入れたフォトプレートをプレゼント
  →「もらった写真をどうしろと？」

• 誕生日デートの待ち合わせに持ちきれないほどの大きな花束を手に登場
  →「受け取った花束はデート中、どこに？」

愛情表現が強ければOKというわけではありません。独りよがりな愛情表現ではなく、その後のことや相手の性格なども考慮し、相手が本当に喜ぶかどうかを軸に実行に移しましょう。

彼女が喜ばない行動④ めっちゃ作り込んだ細かいデートコース

• 「次は○○に行くから！」
• 「そろそろ移動していいかな？」

彼女と楽しく過ごそうと思って作り込んだデートコースかもしれませんが、それにこだわりすぎてしまうのはNGです。

出先で好みの場所をみつけた彼女を次の段取りのために急かしたり、彼女が疲れていてもをプラン消化のために体調無視で歩かせたり……。

余裕なく見えますし、彼女は自分で決められる場面が少なくモヤモヤ。準備にかけた時間が逆効果となります。

彼女が喜ばない行動⑤ 「なんでも良いよ」

• 「君の好きなのでいいよ」
• 「任せるよ」
• 「なんでもいいかな」

彼女からの「今夜、何食べる？」「次のデートどこに行く？」「どっちがいいかな？」といった問いかけに、相手に委ねる返事をするのはやめましょう。

良かれと思っての反応かもしませんが、無責任、無関心に聞こえます。

また、返事をするとき、スマホを触っていたら印象は最悪に。

目を見て、自分の意見を返し、でも彼女の好みで落ち着く。そんなコミュニケーションを心がけましょう。

大切なのは手間と思いやり

豪華なプレゼントやお金のかかったデートプランが悪いわけではありません。しかし、本当に彼女が喜んでくれるのは、自分のことを思って考えてくれた優しさやかけてくれた手間、時間が伝わったときです。

あなたの気持ちを乗せつつ、彼女の人となり、性格を考えたサプライズを仕掛ければ、2人の絆が深くなるロマンティックな雰囲気を作り出すことができます。

出典：メンタリストDaiGoの「Dラボ」