素敵な出会いがあって、ドキドキする初デートがあり、そこでの好感触が2回目のデートにつながって……。ついにやってきた3回目のデート！

じつは3回目のデートは告白のチャンスとされています。

今回は、3度目のデートに臨むときの男性心理と女性心理、告白すべき理由とそれを成功させるコツなどを徹底解説します。

3回目のデートで告白したほうがいい！その理由は？ 

昔から3回目のデートは告白のチャンスとされてきました。

その理由は、次のように考えられるからです。

◆ 1回目のデートの意味

お互い友達同士や知り合いだった場合、1回目のデートの約束を交わす時点ですでに好感を持っているはずです。そして、実際に2人きりで過ごしてどう感じるか。お試し期間的意味合いがあります。

また、婚活パーティーやマッチングアプリ、知人の紹介などで出会った場合、1回目のデートは良くも悪くも顔見せ。

もちろん、そこでビビッときて「好き」になる人もいますが、基本は恋愛相手としての「あり、なし」を判断する場です。

いずれにしろ、いきなりの告白は急ぎすぎ。次につなげる努力を大事にしましょう。

◆ 2回目のデートの意味

もともとお互い友達同士の場合も、婚活パーティーやマッチングアプリなどを通じて出会った場合でも、1回目よりもつながりの意味合いが強くなります。

その場が楽しいかどうかにプラスして、「この人と付き合ったら……」「将来的には……」とリアルな想像が膨らんでいきます。

◆ 3回目のデートの意味

2回目のデートの後、無事に3回目の約束が取り付けられたら、それは脈ありの可能性大。

婚活パーティーやマッチングアプリなどを通じて出会った場合でも、相手の人となりや2人でいるときの雰囲気にNGがなかった証拠です。

「鉄は熱いうちに打て」ではないですが、お互いに好感が高まっていて、新鮮味のある今が告白ベストのタイミング。

「好きです」「付き合ってください」と伝え、デートする仲良しの2人から、カップルへと移行しましょう。

◆ 告白を引き伸ばすと……

3回目をいい感じで終えたものの、告白なしに何回もデートだけを繰り返していくと、女性は「なんのためにデートしているんだろう？」「友達枠なのかな？」と感じます。

特に婚活パーティーやマッチングアプリなどを通じて出会った場合、決断力のない男性とダラダラいても……とフェードアウトされてしまうことにもなりかねません。タイミング、大事です。

3回目のデートに向かう女性心理  

デートを重ねている時点で脈ありです。ただ、期待と好きの温度感は人それぞれ。デート相手の女性が、これから紹介するパターンの③に当てはまるかも？  と思うなら、もう少し様子を見てもいいでしょう。

3回目のデートに向かう女性心理① 告白を期待

3回目のデートとなると、「そろそろ……」と告白を期待。半数以上の女性は、心のどこかで「告白くるかな」と準備しています。

3回目のデートに向かう女性心理② まだ見極めたい

1回目、2回目のデートが短かったり、まだお互い自己開示ができていなかったりする場合、「もう少し見極めたいな」と感じているケースも。

回数が3回目でも、1回目がお茶デートで2回目が映画デートで、話した時間は4時間なんて場合は、3回目で告白は早すぎかもしれません。

3回目のデートに向かう女性心理③ 完全に友達

恋活、婚活で出会ったのであればこの可能性は低いですが、元々友達同士の場合、男性はデートのつもりでも女性は「最近、2人で出かけるようになったなー」くらいの認識の場合も。

友達感覚の延長線上で恋愛に発展することはありますが、まずは異性として意識してもらうところにたどり着きましょう。

3回目のデートに向かう男性心理  

男性が告白する側、される側のどちらだとしても、3回目のデートの時点で脈ありです。大半の男性は、告白を意気込む気持ちと不安に思っている心理で揺れています。ただ、時々、友達感覚でデートしてしまう人もいるので注意しましょう。

3回目のデートに向かう男性心理① 告白を意気込む

大抵の男性は、3回目のデート=勝負デートだと認識しています。

「今日は告白するぞ！」と意気込み、気合いを入れてプランを立て、デートに臨みます。

3回目のデートに向かう男性心理② 脈ありか不安

告白したい気持ちを膨らませながら、「本当に脈ありかな」「告白していいのかな」と不安に思い、揺れています。女性からのひと押しがあると踏み出せるパターンです。

3回目のデートに向かう男性心理③ 気軽に話せる友達

気軽に話せる女友達ができたなーと思って誘っているだけのパターンも。

悪気のない天然タイプなら、その友達を紹介してもらうのも選択肢の1つです。

3回目のデートに誘うタイミング＆スムーズな誘い方

告白チャンスとはいえ、勝負をかけようと気負いすぎてもうまくいきません。2回目のデートからの流れを重視しましょう。

タイミング＆誘い方① 2回目のデートが終わってからすぐに誘う

余韻に浸っている間にお礼LINEを送り、次回のデートに誘いましょう。

タイミング＆誘い方② 会話などで出てきた場所を提案する

最適なデート先のヒントは、デート中の会話にあります。

• 「水族館に行きたいって言っていたけど、次回は〇〇水族館に行かない？」
• 「猫が好きって言っていたから、次は猫カフェ行こうよ！」
• 「食べたことない料理にチャレンジしたいって言ってから、ギリシャ料理の店とかどう？

今までのデートやLINEでの会話に出てきた場所を提案しましょう。

タイミング＆誘い方③ デートの間隔は2週間以内にする

1回目と2回目のデートの間も、2回目と3回目のデートの間も、間隔を空けすぎないように。2週間以上開くと気持ちが冷めてきてしまいます。

逆に15日以内に再会すると親密度が上がるという心理学の研究データがあります。

また、婚活中の場合、うかうかしていると他の人に取られる可能性も。2週間以内の日程を提示しましょう。

3回目のデートのメインにおすすめの場所  

1回目、2回目に比べて、長く一緒にいられるプランを練るのが3回目のデートの原則。イベント＋食事、食事＋デートスポットなど、半日以上のデートを計画しましょう。

その際、これまでの2人の会話に出てきた場所をできるだけ盛り込むこと。そして、告白のタイミングを作れるようデート後半に2人きりになれるシチュエーションも作りましょう。

おすすめの場所① 映画鑑賞

お互いに気になる映画を観に行きましょう。ポイントは映画を観た後に感想を語り合うこと。お互いの価値観を知ることができて、関係性が深まります。

おすすめの場所② 水族館・動物園

動物好きなら話題に事欠きませんし、ぶらぶら歩きながら話せるのが魅力。飼っているペットの話、子どもの頃に水族館や動物園に行ったときの思い出など、人となりがよくわかるエピソードも引き出せます。

おすすめの場所③ 美術館や博物館

少し緊張感のある非日常の空間に身を置くと、相手との親近感が高まります。美術作品、工芸品などの収蔵品について話すのはムリならば、親しみやすいキャラクター展などもオススメです。

おすすめの場所④ コンセプトカフェ

猫好きなら猫カフェ、鳥好きなら鳥カフェなど、コンセプトカフェは目の前で起きていることを共有しながら話せるのが魅力です。楽しく過ごすうち、告白への緊張感も軽減されるはず。

おすすめの場所⑤ 観光スポット

観光スポットでの散歩デートは、見どころあり、グルメありで、ベタですが安心感があります。また、周りにカップルも多いので、自然とデート感が高まる効果も。

おすすめの場所⑥ ドライブ

海を見に行ったり、高原を走ったり、夜景スポットに行ったり、郊外のアウトレットパークに行ったり、ドライブデートは自然と半日コースになり、また告白への流れも演出しやすいデートプランです。

3回目のデートの告白におすすめの場所とタイミング

行き先はそれぞれでも、告白のタイミングと場所はきちんと用意しましょう。

デートの始まりや途中ではなく、終わり際が基本です。

告白におすすめの場所とタイミング① レストランやバー

半日デートの締めくくりとして、レストランやバーへ。一息ついたタイミングで告白します。ちょっと薄暗くムードのあるお店を選びましょう。

告白におすすめの場所とタイミング② 夜景のきれいな場所

食事の後、帰りながら夜景のきれいなスポットに行き、告白。ベタですが、キラキラした景色はあなたの告白の言葉を彩ってくれます。

告白におすすめの場所とタイミング③ バイバイした後、LINEで

「楽しかった。ありがとう」とバイバイした後、相手が「今日はまだだったのかな？」というタイミングで、告白のメッセージを。緊張せずに気持ちが込めた文章を組み立てられるので、照れ屋な男性にオススメです。

【男性編】3回目のデートで告白を成功させるための注意点

告白を成功させるための注意点① 調子に乗らない

3回目のデートまでこぎつけたことで、気を抜くはNGです。

脈ありの可能性が高いからと、急にボディタッチ増やしたり、軽い態度を取り始めたり、振る舞いを変えるのはやめましょう。気を抜かず紳士的に。

告白を成功させるための注意点② キス以上しようしない

告白する前に相手のパーソナルスペースに入っていったり、OKの返事を聞いてすぐにキスしようとしたり、リアリティ番組の影響を受けすぎです。

告白で一区切り、いきなりそれ以上進もうとすると「体目的？」と思われ、修復不可能となってしまうことも。

告白を成功させるための注意点③ 行く場所をサプライズするのはNG

告白もあるし、デートで行く場所はサプライズにしよう！  とワクワクしてしまうのが、男性にありがちなNG行動。女性はTPOに合わせて服を選ぶ人が多く、サプライズは悩みが増えるだけです。

また、レストランかな？  と思ってハイヒールを履いてきたのに、じつは街ブラでした……はダメージ大。男性の思う告白のタイミングの頃にはテンションガタ落ちで、あなたの評価もガタ落ちという結果も。

【女性編】3回目のデートで男性から告白させるコツ

男性からの告白を待つ状態なら、不安になっている相手の気持ちをほぐすアクションを。

男性から告白させるコツ① 脈ありをアピール

「冬になったらスキーに行きたい」「夏になったらビーチリゾートに行きませんか？」など、先々のプランを話して、告白しても断らないよ！  とアピール。

男性から告白させるコツ② 男性が告白しやすいようにサポート

「一緒にいると安心します」と言って見つめてみたり、わざと沈黙作ったり。告白のタイミングを探っている男性に「ここですよー」のサインを出してあげましょう。

男性から告白させるコツ③ 「軽い女」にならない

好感を持っているからといって、告白される前にキス以上のことはNGです。軽い女枠に入ってしまうと、告白が遠のくことに。

男気を出して、告白を！

絶対に3回目のデートで告白しなければならないわけではありませんが、節目であることはたしか。お互いの好感度と新鮮度が上昇中に気持ちを伝えれば、成功率は上がります。

デートの回数を増やすのは、彼氏彼女になってからでも間に合います。

出典：メンタリストDaiGoの「Dラボ」