男性を傷つけないデートの断り方は？鉄板の断り文句から１度OKしたデートの断り方も伝授！
◆ 「誘われちゃったけど、どう断れば相手を傷つけないかな」
◆ 「この人はない。でも、仕事で会うから嫌なヤツだとも思われたくない」
◆ 「二度も断ったのに、また誘ってきた。空気読んでよ……」
◆ 「不意打ちで誘われたからOKしちゃったけど、やっぱり行きたくない！」
相手を傷つけないように、嫌われないように、気乗りしないデートの誘いを断るのって難しいですよね。
今回は、脈なしな相手からの誘いへの対処の仕方はもちろん、１度OKしちゃったけど、やっぱり……というときの伝え方など、さまざまなシチュエーションでのデートの断り方を紹介します。
デートを断るのって難しいですよね
- 相手のことを恋愛対象として見ることができない
- 他に好きな人がいる
- じつは彼氏がいる
- 周りから誤解されたくない
- 相手に期待をもたせたくない
- 2人で会うのは気が引ける
- なんとなく気乗りしない
理由はいろいろですが、デートの誘いを断りたいシチュエーションってありますよね。でも、できれば相手を傷つけたくないし、嫌われたくないし、その後の人間関係に響いてしまうのは避けたいところ。
「あなたとデートする気はありません！」と言えないからこそ、断り方での悩みは尽きません。そこで、あなたも相手も傷つかず、傷つけない断り方を解説します。
鉄板の断り文句
「◯日空いてない？ ご飯行こうよ」「来週デートしない？」といった誘いに対して、相手を傷つけず、すぱっと断ることができる鉄板の断り文句２パターンです。
鉄板の断り文句① 「その日は予定があって……」
「その日は予定があって……」は定番のフレーズですが、特に予定がないのに「予定がある」と嘘をつくのはちょっと後ろめたいですよね。
そこで、これを鉄板の断り文句にするには、1つ心理的な仕掛けが必要です。
それは断る前に、「その日はNetflixでドラマを一気観する」「その日はヨガでリラックスする」など、自分のスケジュールを決めてしまうこと。
すると、自分の中で「この日は〇〇をするから」という断りの根拠ができて、自信を持って「その日は予定があって……」と伝えることができます。
その自信が言葉に力を与え、相手は「本当に予定があるんだな」と感じ、嫌な気持ちにならずに引き下がるのです。
また、「じゃあ別の日は？」と言われた場合も、「今月は忙しくて」「資格試験の準備が大変で」と理由づけして、断りましょう。
鉄板の断り文句②「最近体調がよくないので……」
相手が「仕方がない」と納得する理由をあげて、優しい嘘で断るのも大人な選択です。
- 「最近、体調があまりよくなくて……」
- 「仕事が繁忙期で休日は体を休めたくて……」
- 「祖母の介護を手伝っていて……」
など、体調を理由に断りましょう。相手も「それはお大事にね」と返すしかありません。また、「じゃあ、いつなら空いているの？」とも言いにくい雰囲気になるので、便利な断り文句です。
相手を傷つけないために。デートの誘いを断る際の注意点とポイント
相手を傷つけず、自分も傷つかないための誘い方の基本は次のポイントを押さえることです。
デートを断る際の注意＆ポイント① バレそうな嘘はつかない
例えば、会社の先輩に「今週末どこか行かない？」と言われたけれど、「先輩とは2人で会いたくないし、でも、仕事では人間関係が続くからやんわり断りたい」と思ったとします。
そんなとき、先ほど紹介した、予定があるバージョンの断り文句を応用して、説得力を増すために「ごめんなさい。その日は同僚の〇〇ちゃんと遊ぶ予定で」と共通の知り合いの名前を入れるのはNG。
断る理由に共通の知り合いを入れたり、調べたらわかってしまう嘘を入れたりすると、後でバレてしまう可能性があります。
先輩がその知り合いに「週末、△△をデートに誘ったけど、君と遊ぶってことで断られちゃった(笑)」と報告されてしまったら、台無しです。
「え？ 遊ぶ約束してないよ」と真実をバラされたら、その後の信頼関係に響きます。嘘の理由は使いようですが、バレる嘘は避けましょう。
デートを断る際の注意＆ポイント② 申し訳なさそうな表情をする
電話で謝りながら、頭を下げているビジネスマンを見かけ、「電話なのに、頭を下げて意味があるのかな？」と思ったことはありませんか？
じつは心理学の研究では、たとえ、見えていなくてもボディランゲージをすることで声色が変わり、感情が相手に伝わることがわかっています。
対面でも電話越しでも、相手の誘いを断るなら、表情や身振り手振りに申し訳なさをにじませましょう。
「ごめんなさい」と手を合わせながら、少し眉間にシワを寄せ、「その日は予定があって……」と言えば、残念だと思っている雰囲気が伝わります。
デートを断る際の注意＆ポイント③ 感謝の言葉を添える
- 「ありがとう。だけど、その日は予定があって……」
- 「誘っていただきありがとうございます。でも、最近、少し体調が優れなくて……」
断り文句は感謝の言葉を述べてから伝えると、相手も悪い気はしません。必ず添えましょう。
一度はOKしたものの断りたくなった場合
- 「行きます」と言ったけど、だんだん乗り気じゃなくなってきた……
- あのときはOKしたけど、やっぱり断りたい……
微妙な相手からのデートの誘いの場合、その場の雰囲気を悪くしないため、OKを出したものの、やっぱり行きたくないとなるパターンは多いもの。でも、一度約束してからの断りになりますから、難易度は上がります。
ポイントは、なるべく早めに断りを入れること。そして、自信を持って優しい嘘を駆使することです。
- 「地元から母が出てくることになって……」
- 「どうしても仕上げなくちゃいけない仕事があって……」
嘘でも本当でも、「どうしても外せない。義務的な用事がある」と伝えましょう。その際、自分の中で「デートよりも優先すべき用事だ！」と自信を持つことが大切です。
相手にとっては一度OKをもらっただけにショックが大きい展開です。今後の関係性を考えて、必ず「ごめんなさい」と謝罪を加えましょう。
ただし、ここで「また誘ってください」「次はぜひ」といった社交辞令はNG。せっかく断ったのに、相手に期待感を持たせる必要はありません。
脈なしを伝えたい・しつこく誘われている場合
何度も断っているのに、粘り強く「いつなら空いてる？」「1回でいいから、デートしてよ」と誘ってくる男性もいます。
情熱的で、それだけあなたに好意を持っているのかもしれませんが、「しつこくて困っている」「脈なしを伝えたい」という場合は、多少相手を傷つけ、自分も嫌われる覚悟が必要になってきます。
それでもソフトに断りたいなら、
- 「いきなり2人で会うのは少し不安なので、〇〇さんも一緒なら！」
- 「まずは、みんなで遊びに行きません？」
など「２人ではちょっと……」という雰囲気を出しましょう。
逆にズバッと断ち切りたいなら、
- 「彼氏がいるので」
- 「好きな人ができたので、男性と二人で出かけるのはちょっと……」
と「脈がないですよ」ときちんと伝えましょう。
たとえ、彼氏がいるのが嘘で、それがバレたとしても脈なし感ははっきり伝わります。
これをやると悪印象。NGな断り方
なんて断ればいいのかわからないまま迷っていると、誘ってくれた相手だけでなく、共通の知り合いからも「あの子はちょっとね」という悪印象を持たれてしまうケースがあります。
印象が悪くなるデートの断り方① 連絡なしで行かない
マッチングアプリ、合コン、婚活パーティーなど、どんな出会い方であっても、当日連絡なしに待ち合わせ場所へ行かないのは、NGです。
いくら共通の知り合いがいないからといっても、それは失礼。運営側に通報されることもあります。
たとえ、ドタキャンだとしても必ず連絡は入れましょう。それでも印象はよくありませんが、連絡なしよりはまだマシです。
印象が悪くなるデートの断り方② 直前に断る
キャンセルしようと思っていたものの、その連絡を先延ばしにしていて当日やっと断りの連絡を入れる……というのもNGです。
同じ嘘でも、当日の朝に「他の予定とかぶってしまいました」と言っても、信憑性がまったくありません。
当日、体調が悪くてどうしてもというのは仕方ありませんが、ドタキャンはあなたの評判を落とします。
もし、相手がレストランの予約をしていたら、店舗にも迷惑がかかります。最低でも前日の昼頃くらいまでには連絡しましょう。
印象が悪くなるデートの断り方③ 既読無視・未読無視
「今週末ご飯行かない？」に対して、「行きたくないなぁ」「でも、うまい断り文句が思い浮かばないな」と迷いながら、当日まで既読無視・未読無視で、なかったことにするパターン。
共通の知り合いがいた場合、周りからの好感度もだだ下がりです。デートに行きたくないだけなのに、自分の評判が落ちてしまうのはもったいないこと。断るなら、早めにスパッと断りましょう。
気になるかも…という人のデートを断る場合
「気になるかも……」という人からのデートの誘いがあったけど、どうしても用事があって断らないといけない……。
そんなときは、「脈がないのかも」と思われないように断るのが大切です。
- 残念な気持ちを「ごめんなさい」の言葉と表情とボディランゲージで示す
- 誘ってくれたことへの感謝の気持ちを示す
- こちらから他の候補日を提案する
- 一緒に出かけたい気持ちがあることをアピールする
この4つのポイントを含んだ返事をしましょう。
具体例①
具体例②
ここまで言えれば、「本当にどうしようもない予定があって行けないんだな」と納得した上で、また誘ってくれるはずです。