• 付き合い始めたら、相手の金遣いの荒さが気になりだした

• 2人の記念日くらいは贅沢したいのに、相手が極端な節約主義者……
  

どんなに仲のいいカップルでも、金銭感覚の差異が生じるとなかなかその溝は埋められないもの。別れの原因にもなりかねません。

そのため、付き合っていく上で相手のお金の価値観を確かめておくことは重要です。

今回は、カップルにおけるお金の価値観の相性の確かめ方や、付き合うとヤバイ金銭感覚のタイプを解説していきます。

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金銭感覚の相性は、カップルの幸福度に大きく関わっている

カップルの別れや夫婦の離婚を招く大きな要因は、ふたりの間で生じるお金の使い方に関する意見の相違、価値観のすれ違いであることがカンザス州立大学の研究で明らかになっています。

つまり、気になる人や恋人の金銭感覚を知ることは幸せな恋につながる重要事項。ましてや、長期的な恋愛や結婚を考えているならなおさら確認必須です。

性格とお金の使い方の関連性とは？

人間は、自分の性格を表現するようなお金の使い方をすることがわかっています。そして、性格に合った使い方ができると幸福度も高くなるのです。

その、性格とお金の使い方の傾向を実証したのがケンブリッジ大学の研究です。

ちなみに「ビッグファイブ」は、科学的に最も信憑性があるとされている性格分析の理論のこと。私たちの性格は、

• 外向性（社交性）

• 開放性（チャレンジ力）

• 勤勉性（誠実性）

• 協調性

• 神経症傾向（ストレス耐性・メンタル傾向）

……といった5つの性格因子のバランスによって性格が決定されると考える性格分析法です。

どんなことにお金を使いたいかで、性格＆相性がわかる

では、どんなお金の使い方をするとどんな性格に当てはまるのでしょうか。

先ほどのケンブリッジ大学の研究では、お金の使い方をチェックすると、その人の性格（ビッグファイブの性格因子）が見えてくることが判明しました。

このように、何にお金を使うことを幸福に感じるかで、その人の性格がわかります。

仮にあなたが神経症傾向の高い（メンタルが弱い）タイプなら、同じ傾向の人との方が相性がいいことになります。お金の使い方だけを見るとジェットコースターのような家計事情になるかもしれませんが、お互いにストレスなく、付き合えるはずです。

逆に勤勉性の高い人が外向性の高い人、神経症傾向の高い人と一緒になると、相手のお金の使い方にストレスを感じることになります。

そんなふうに性格とお金の使い方の組み合わせを考えて、パートナー選びをすることで幸せな恋愛関係を築くことができるのです。

こんな金銭感覚の人は要注意！

中にはトラブルを招く金銭感覚の持ち主もいます。

以下のようなタイプは、魅力的にみえても注意が必要です。

小金持ちの浪費家

複数の心理学者の調査の結果、“浮気症の男性は浪費家である”ということがわかっています。

浪費家はその金遣いと同じく、多くの女性と性的な関係を持ちたいと思う傾向があります。 

特に注意すべきなのは、自由に使えるお金が多い中途半端な小金持ちの男性です。この層は最も浪費に走りやすく、自分を満足させることに熱心なので目先の快楽に負けて浮気をしやすいとされています。

収入に見合わない買い物をする

ロンドン大学が718人の男女の1年間に渡るお金の使い方を追跡調査した研究によると、外向性が高く、収入がそれほど多くない人ほど、ある残念な傾向があることがわかりました。

それは、豪華な旅行や絵画の購入、SNSで見映えする写真を撮るための高い食事など、見栄のための消費が多かったのです。

このタイプはお金がなくなればなくなるほど、「持っている俺」をアピールするため、借金してでも散財するようになります。

見栄のために奢る

知り合って間もない頃は、社交的で、同席した人たちの食事代を奢ったり、あなたに花束のプレゼントをくれたりする男性が魅力的に見えるものです。

しかし、その社交性の高さは見栄から来ているケースがあります。しかも、一度張った見栄を守るため、お金が足りなくなっても派手な振る舞いをやめず、家計が赤字になったり、気軽に借金をしてしまったり、といった金銭トラブルにも陥りやすい傾向が。

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