ルックスが良くて、ファッションセンスもあって、InstagramやFacebookを見ると、仕事もプライベートも充実している感じなのに、なぜか彼氏ができても長続きしない女性がいますよね。

でも、本人が女子会で繰り返す口癖は「いい男がいないよねー」。

じつはこのタイプの女性、心理面を分析すると人よりも自意識が過剰な「重い女」である傾向が見えてきます。

重い女のどこが重いのか、代表的な症状を2つ紹介しましょう。

どちらも自分に自信があっての行動です。

しかし、相手の男性は自意識過剰なところに重さを感じ、速やかにフェードアウト。こうして「重い女」の恋はいつも長続きせずに終わるのです。 

幸せな恋愛ができない「重い女」の3つの特徴

そんな「重い女」には共通する3つの特徴があります。

重い女の特徴① 自分のことを認めてもらいたい

自意識過剰な「重い女」は非常に強い承認欲求を持っています。ですから、飲み会でも自分が注目を集めていないと気が済みません。

仮に彼氏や気になっている男性が、自分以外の女性をチラチラ見ていようものなら、「ね？  なんであの子のこと見ているの？」と厳しい指摘が入ります。

その言葉の裏にあるのは、「どうして私と話さないの？」「なんで、あんな子に色目を使っているの？」という強烈な自負心です。

重い女の特徴② 自分の非は認めず相手を責める

「重い女」は自分の非を認めず、相手の非を厳しく責めます。

例えば、相手が待ち合わせに遅れて待たされた場合、過去に自分がどれだけ遅刻したことがあっても、棚の上。

遅れた男性は「なんで連絡しないの？」「どうして遅れたの？」「私を待たせていいと思っているの？」と理由はどうあれ、責められ続けます。

これは過剰な自意識からくる行動で、ひたすら自分の気持ちを相手に押し付け、ぶつけてしまうのです。

重い女の特徴③ 過剰に相手を追いかける

相手が自分から離れていきそうだと感じた途端、「重い女」は過剰に追いかけていきます。

付き合っている彼氏になら、次のデートの約束を必ず決め、予定が立っていない場合は「会いたい」を連呼するようなメールを送ります。

SNSのチェックも欠かさず、相手のスケジュールもきちっと把握しようと努め、まさに重たくなっていくのです。

また、好意を抱いている相手が他の女性に向かい始めると、付き合ってもいないのに「あなたが一番」という意味合いのメッセージを発信してしまいます。

いずれも相手が大切だからというよりも、自分の不安を解消するためのアクション。自分を承認してくれるはずの相手が去っていくのをなんとか引き留めようとしているわけです。

もしも、「自分に1つでも当てはまる」と感じた女性は、要注意。早めの対策を施して、重い要素を取り除いていきましょう。

逆に男性は周囲に「あ、このタイプ」と当てはまる女性がいたら、静かに距離を取ることをおすすめします。

「重い女」から脱する「セルフモニタリング」で幸せな恋愛を

では、もしも自分に「重い女」の要素があった場合、重さを解消していくためのステップを踏むべきです。

その際に役立つのが、心理学で「セルフモニタリング」と呼ばれる考え方。これは自分を客観視するという意味で、セルフモニタリングが高い人は自分が人からどう見られているかを大切にします。

一方、セルフモニタリングが低い人は、自分自身がどう感じるかを優先するのです。そして、「重い女」タイプの女性はセルフモニタリングが低い傾向があります。  

そのため、
「記念日は一緒に祝ってくれて当たり前」
「電話をかけたら必ず応えてくれるのが当たり前」
「いつも私を一番に考えてくれるのが当たり前」
といった発想になってしまうのです。

セルフモニタリングにはさまざまなやり方がありますが、今回は最も手軽な方法を紹介します。

重い女から脱するセルフモニタリングのやり方

1. ペンと紙を用意してください。

2. 「今の自分が幸せか、不幸せか」を箇条書きにしていきます。

例えば、「過去の恋愛」は「気持ちよく別れられたから、幸せな恋だった」「今も気持ちが整理できてなくて不幸な恋だった」といったように。

3. 今の自分は不幸せと感じていることに対して、どうして不幸せと思っているのか、さらに箇条書きにしていきます。

「今も気持ちが整理できていない」とは、どんな気持ちが整理できていないのかを書き出していきましょう。

このように恋愛に関する感情、考えを箇条書きにしていく過程で、自分のことを客観視できるようになっていきます。

つまり、セルフモニタリングが高まっていくのです。

まとめ

いかがでしたか？それでは、ご紹介してきた重い女の特徴と脱するための方法をもう一度おさらいします。

相手から見たときに自分がどういう存在になっているか。この視点を手に入れることが、「重い女」から脱し、いい恋愛を楽しむための最短ルートとなります。

参考文献『好きな人に愛される5つのルール』

探偵&恋愛コンシェルジュのRYOTA氏が、男女の修羅場から恋愛のなれの果てまでを冷静に見てきた経験則から「ダメな恋愛ばかりしてしまう、でもこの負のスパイラルから抜け出したい！」と願う女性へ、厳しくも温かい言葉で愛される恋愛のルールを解説してくれる一冊。

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